いきなり生臭い話ですみませんが、あなたの「年収」はおいくらほどか? 例えばの話として。
1.「2000万円以上だけど何か?」というニュアンスの方は、基本的にどんな購買行動をとってもいいでしょう。ごきげんよう、さようなら。
2.「ま、ウン百万円ですわな」という方で、かつクルマ好きのあなた。輸入中古車の上手な探し方について、共に考えていきましょう。
3.一番ヤバイのは、次のようなあなたです。
「1000万円くらいですかね。少なくて恥ずかしいんだけど」(←でもちょっと誇らしげ)
上記「2」の人は問答無用で中古車を買うべきだからいいんですが、「3」に該当する人はちょっとやっかいかも。
なぜならば、日本の大都市の1000万円プレーヤーというのは、実際のところは「やや貧乏」の部類に入るのに、イメージ上は「結構リッチ」と、自分も周囲も勘違いするからです。
「1本」かそれに近い額面報酬を得るようになると、人はつい生活水準を上げてしまう。タワーマンション。私立校に通う我が子。ちょっとしたブランド品。そして、いわゆる高級輸入新車。……そんなもん、全部そろえていたら、とてもじゃないけど「年間1000万円-各種税金」程度じゃまかなえませんって。額面で2000万円はないと無理かな。たぶん。
でも、立身出世したからには(?)それらを身の回りに揃えたいという煩悩は捨てがたしで、結果として「結構な給与をもらってるのに貯金ゼロ(下手すりゃカードローン残額大)」なんていう人がゴロゴロいる。
年収2000万円以上の人の割合は、日本人の約5%。ということは、私を含め、たいていの人は「金持ち」なんかじゃない。せいぜい良くて「中流」なんですよ。それすらも、今後はどうなっていくか未知数。そんな「非金持ち」が、400万とか600万円出して、わざわざ新車を買う。しかもローンで。
それってハッキリ言って無謀きわまりない。
じゃ、あくせく働いて生き馬の目を抜いてみたり、人脈づくり(笑)に奔走したりして、花の年収2000万円超えを目指す?
それもやめましょう。バカらしい。
じゃあどうする? という問いへの答えの一つが、「中古のガイシャ」なんです。
基本的には中古車であれば何でもいいとは思います。各人の収入と趣味嗜好に応じて、600万円ぐらいのクルマが300万円くらいまで下がったヤツでもいいし、根性があるなら「1600万円が800万円になったもの」(フェラーリですな)を狙うのもいいでしょう。50万円ぐらいの国産中古車とかも、決して悪かない。
しかし私のイチ押しは、アラウンド100万から200万円ぐらいの、趣味性の強い輸入車の中古物件です。
なぜか。
前述の「現代勤労者の経済的リアル」を考えれば妥当な金額はそのくらいでしょ、というのがまず一つ。 そして第二に、やっぱ輸入車は一般的に「デザインが気持ちいい」んですよ。特にちょっとヘンなモデルのそれは。いろんな意見や嗜好はあるでしょうが、少なくとも私は日本車の内装デザインの野暮ったさが我慢ならない。その点、輸入車の(特にヘンなモデルの)内外装デザインとその質感は、本当にステキです。
いわゆる「走り」もいいのかな。でもまぁココは、最近の日本車も結構スゴイことになってるから、何とも言えない部分ではあるでしょう。
第四に、アラウンド100万円クラスのド中古ガイシャでも、ちゃんと選びさえすれば(←ココ重要ですが)、かなりイイのが買えること。これについては、過去十数年間で都合1000台以上のド中古ガイシャに接してきた者として、自信をもって断言します。そして、アラウンド100万円ガイシャの品質は年々良くなってきている。 「ちゃんと選ぶ」手法については、当サイト内の「伊達心眼流選術」にて徹底的に解説します。
そして最後に、「性能」の問題。
アラウンド100万円とか200万円ぐらいの中古ガイシャというのは、新車時から結構な年数が経っているか、もしくはもともとショボい価格のモデルか、です。そういったクルマの各種性能は、超最新のハイテク満載モデルから見ると、比べるまでもなく劣っています。
でも、劣ってるから何だと言うのか?
最新世代のクルマが秘めているすんごい性能を、どこで発揮するのか? そんな場所や必要性って、そもそもあるのか?
そう考えると答えは自ずと明らかになります。
100万とか200万円で買えるちょっと古い(もしくはちょっとショボい)中古の輸入車で、実は十分なんですよ。いや十分というよりも、むしろその「欠落」は逆にチャーミングですらある。
繰り返しますが、中古車はスバラシイ。なかでも特に、手頃な価格の中古ガイシャは本当にスバラシイ!
騙されたと思って、ぜひ。ホントですよ!